君とずっと…
□最悪な再会!?
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ボーッとしている俺の顔を彼が覗きこんできた。
ハッとして俺は意識を取り戻した。
そして、覗き込んできた彼の目を合わすことができず、俺は俯向いた。
俺の頭の中には、康の言っていたことがグルグル回っていた。
彼は怖い奴なんだぜ!
どうしようと1人、脳味噌が詰まってない頭で考えていたら、頭がパンクしたようで、結果的に俺は謝ることにした。
「先程はすいませんでした。ケガはしませんでしたか?」
その彼は、いきなりのことでビックリしながら聞いてきた。
「いやぁ、平気だが、何で謝る?正直に話せ。」
こんな事あの怖いと有名な会長に言われたら、話さないといけないよね。
しかも、彼の声が低くなったから、尚更言わないと後が恐い。
だから、俺は正直に話す事にした。
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