キリリク小説

□康の誕生日に何かが起きる
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ある晴れた日のことでした。

今日は生徒会室に真央が3時のお菓子『チョコレートケーキ』を持って来ました。


「コンッ、コンッ」

「真央だろ。入って来い。」

そう返したのは、紛れもなく駿だった。

片手に大きな箱に入ったケーキと、小さなラッピングされた箱を持っていたため、重い扉を開けるのに苦労していた時だった。


「あっ」


急に荷物を持っていた手が軽くなった。


「大丈夫か?」


声が聞こえた方に顔を上げると、そこには康がいた。


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