REBORN!
□好きと言わせたい
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恋する乙女というものは しつこくなれるもなのです!!
今日も愛しのダーリンに 想いの丈を伝えねばっ!!!
『ひばーり先輩v』
「…また来たの」
応接室のドアを開けた途端に嫌な顔されちゃった☆
でもそんなの気にしないっ!
愛しのマイダーリンは仕事中
でもそんなの気にしないっ!
かまわず背中に抱きついちゃえ☆
「…咬み殺すよ?」
『できっるもーのなーら♪ぐはぁ!!!』
ま、まさか肘鉄でくるとは…っ!
みぞおちクリーンヒットv
これも愛の試練!乗り越えなければならない壁!!
『っもう!ダーリンったらv恥ずかしがっちゃってvv』
「脂汗滲ませながら寄って来ないでくれる?…あと君とそういう関係になった覚えないから」
『今日ここに来たのはですねー』
「うわ流しやがった」
そう!今日は意味もなく会いに来たわけではないのです!
いや、いつも愛を語り合う(一方的に)という目的で会いに着ているけれど、今日は目標を立ててきたのです!
『ズバリ!《雲雀先輩に好きと言わせよう》やっほーい!!』
「好きだよ」
『はやっ!!はやいよ!!これシリーズものなのにタイトル変えなきゃならないじゃん!!!』
「好きって言われた感想よりそっちの心配?」
はっ!!そういえば告白されたんだった!
やっと私の魅力に気付いたんですね!!
やっと「ハニー」って呼んでくれるんですねっv
どれほど待ったことか…。
雲雀先輩にアタックしてから早1年…
冷たくされ続けた日々、病院送りにされたこと数知れず!!
でも私は諦めなかった!
いつか私の全てを愛してくれると信じて…「君が、とは言ってないけどね」 『う゛お゛ぉぉぉおぉぉい!!!』
今の語りどうしてくれるんですか!!?
『弄んだんですね!?憎い…っ!憎いです!!』
「奇遇だね。僕も君の存在が憎いよ」
『むしろ存在否定!?』
なんてこったい!
目標に近づくどころか遠ざかってるYO!!チェケラ!!
『むむむ…。これは見直しの必要がありますね…』
ってことで次回!!
『ズバリ!!《雲雀先輩に愛してると言わせよう》キャッホーイ!!』
「なんでハードル高くしてんの?」
END