NARUTOの話
□第十班の怪
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シ「ようナルト。お前相変わらず一楽通いか」
ナ「お、おっひさだってばよシカマル。なに、任務帰り?」
シ「まーな。独り暮らし始めてから自炊がメンドくさくてよ。かく言うオレも一楽通いだ。……テウチさーん、しょうゆ。並で」
テ「はいよ」
ナ「ふーん。オレってばガキの頃からだけど」
シ「あ……ワリィ」
ナ「別にいーってばよ。ちょっとうらやましいだけ。……あ、そうだ。シカマル、ガキの頃と言えばさ……オッチャン、味噌大盛りもう一杯!!」
テ「はいよっ」
シ「ガキの頃?へっ、色々あったな……」
ナ「いや、大層なことじゃないってばよ」
シ「大層なことばっかだったじゃねえか」
ナ「言われてみればその通りだってばよ(笑)……アカデミー卒業と下忍試験の時のこと」
シ「マジでガキの頃だな」
ナ「だろー?あの頃のシカマルってばまるでアウストラロピテクス」
シ「ナルト……お前影縫いで穴開けてやろーか」
ナ「じょーだんじょーだん。でもさぁ、」
シ「で!?あの頃がどーした?」
テ「へぃ、醤油ラーメン並。お待ち!」
シ「あ、ども」
ナ「あのさー、あん時イルカ先生、卒業生27名つってたじゃん?」
シ「あーそうだったか。……ナルトにゃワリィがやっぱラーメンは醤油に限るぜ。は〜、うま」
ナ「味噌に決まってるってばよ。オッチャン早くー」
テ「慌てるなって。ほら、玉子つけてやるからよ!」
ナ「おほっ、サンキュー!オッチャーン!!」
シ「3人1組に上忍1人だったよな。今も変わってねーみてーだけど」
ナ「それそれ。それが問題なんだってばよ」
シ「あ?」
テ「へぃお待ち!」
ナ「おっしゃー!!……でさ、シカマルのとこの班って第十班だったよな」
シ「ああ」
ナ「3人かける10班イコール30人……いないはずの卒業生3名はどっから湧いてきたんだろーな」
シ「……」
ナ「……」
シ「……第四班が無いんじゃねーの?」
ナ「なんで?」
シ「縁起かついでんだろ」
ナ「だよな。じゃねーと説明つかないもんな」
シ&ナ「………………」
end.
スッゴい不思議。
でも波風ミナト先生の班は第四班だと思いたい。