龍が如くの話

□アダムとイヴ
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「仕切り直しやカズマチャン。メニューちょーだいやぁ。」
「あまり飲み過ぎるのも良くないぜ、真島の姉さん。ここに来るまでにも結構飲んできたんだろ?」
「心配してくれるん?カズマチャンは優しいなぁー。ダイジョブや!ワシ、酒には相当強いんやで。」
「そうか。(知ってるけど。)」
「ほなコレ頼むわー。」

姉さんはほっといてもそこそこのお酒頼んでくれそうです。

「「乾杯。」」

ちょいーん☆

「やーカズマチャンと飲む酒はうまいなぁ。こんなうまい酒は久しぶりやぁ。」
「そいつはありがとうよ。」
「ところでカズマチャンはなんか格闘技とかやっとるん?ワシの拳を咄嗟に止めるとかなかなかやるやないか。」
「そういえば、ナントカいう流派の免許皆伝をもらってるな。」
「へ〜そりゃエエな!ちょっと今から表で喧嘩せえへんか?」
「いや、遠慮しておく。」
「なんやぁノリ悪いのぅ。」
「客に手を上げるわけにはいかないからな……まぁ、今の仕事が終わったらな。」
「お?意外とカズマチャンもやる気?そら楽しみやわ!」

約束やで!とかって指切りゲンマンしてみたり?

「真島の姉さんは、こういうクラブにはよく来るのか?」
「そう言えばホストクラブは初めてやな。」
「ホストクラブ『は』?」
「せや。いつもは気が向いたらキャバクラやな。あとたまにオカマバー。亜天使って知っとる?」
「一応確認しとくが、姉さんは女だよな。」
「ひひひ……どうやろなぁ。」
「……。」
「そう言うカズマチャンはどやねん。今まで何人キャバ嬢泣かせてきたぁん?」
「別に泣かせてるわけじゃないぞ。」
「なら鳴かせとるんやな!さっすがカズマチャンやで!こんのスケコマシがあ〜(*´∇▼*)♪」
「……。」




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