龍が如くの話
□真島の姉さあああん!
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「ワシから行くで。GET TO THE TOPや!」
「じゃあ情熱的に合いの手入れますよ。」
「ヒヒ……お手並み拝見しよかあ。桐生チャン以外に、ワシの歌に合いの手入れられるやつは見たことないんや。」
「ハハ。そりゃ楽しみだなぁ。」
始まった途端にキーを3つ下げる真島の姉さん。
「え……(未知の領域)。」
「れぇっ(↑)つげっとぅうざとぉ(↑)っぷ!〜♪」
「(キャバ嬢とは勝手が違うな……。)」
「LET'S GET TO THE TOP」
「(うわぁ男前だなぁ。)」
「あいそ、わらい、ドタキャン、ドゲザ〜♪」
「(音程とリズムが迷子って問題じゃないな。これはもはや別の曲……て言うか真島さんのキャラソンだな……桐生さん、よくコレに合いの手を……!)」
桐生チャンじゃなきゃ、真島の姉さんを納得させられる合いの手は入れられない、というマイ設定。(原作の秋山さんならそつなくこなしてもなんら問題ないんだが。)
なので秋山社長は撃沈と。ごめ(*´∇`*)つか真島の兄さんのカラオケは初見殺しだったよマジで。
「なんやその程度かいな。期待して損したわ。しょうもな。しらけるわ。」
「アハハ……オレの思ってた曲と違ったもんで。」
「まあ、えーわぁ。ほなデュエットしようや。神室純恋歌、これはわかるやろ。」
「ええ、勿論。これならよく歌いますよ。」
「ほ〜う。期待してるで〜。」
たーたらたたーたらたたらたたー(前奏)♪
「「あ〜あ〜信じない〜♪」って、え?ちょ、真島さん?」
「おんなは〜うぅらぁがある〜♪」
「(普通に男性パート歌ってるよ……。)」
「今夜も〜ばらまく〜指名の数の愛情〜♪」
「(し、仕方ないな……)あぁそびでしょ〜信じない〜♪」
何故か女性パートを歌うことになった秋山社長はつい一緒に男性用ハモりパート歌っちゃったりして。あまり点数が伸びませんでしたとさ(笑)。
「……おのれ真島組やったら指詰めさすぞ。」
「すみません……(桐生さんはほんとよくこの人を……)。」
トゥルルルル
『お時間ですうんぬん』
「わかった」
☆ちゃんちゃん☆