詩集Utopian

□blue sky
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海辺の家に集まろうよ

初夏の太陽が眩しい今日が

とっても特別な行事で

好きな人と好きな仲間と

砂浜ビーチバレー
スイカ割り
海で泳ぎたいや

あまりかけない紫外線カットのサングラス
遠慮がちに歩く女子たち
きっと水着の上からスタイル気にしてる

でも
いちいち考えてたら
夏が通り過ぎそうで
必死に空を追いかけた青春

まだ熱い なら 
まだまだ途中経過の段階
お昼ごはんまで無邪気に遊ぼう
若いあいだにはっちゃけるから

まだ馬鹿って馬鹿にしないでね


山荘にあつまろうよ

身体を全身巡る清らかなオーラ

はじめてのキャンプなんだもん

写真撮るのも忘れて瞳にひとつひとつ噛みしめる

もし
夏が終わっても
来年もみんなであそびたいね
指切りげんまんした背景は
切なげな夕日だった

いつか大人になれば
みんなバラバラになるのかな

いつか泣きだしたい時は
この私を思い出して

かさなった記憶の中で
楽しい記憶は悲しい記憶を追い越すものなんだもの

しゃがみ込んでたら
立ち上がり海を見上げよう

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