詩集Utopian

□endless破壊と破滅
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もう幸せな時代は戻らない・・
いざ放てよ刹那の空に・・

彼は虚空の刃
彼女はささやかな悪魔のプレゼントにしか過ぎなかった
そんなママゴト遊び
神には似合わないから

しかし灰色になったガラスも
ふき取って見せかけて
新しい視界
彩り始める


果てしない感情のうねりが
完全に彼を破壊してゆくのに
幾度も憎んで愛して
上手く世渡りできなくて・・

歯止めのきかない
胸のうちの慟哭を
誰かとめてくれないか?
そんなに強いわけじゃない

同じ幸せは戻らない
同じ人も還らない
そんな循環でendless

彼はやがて世界の要となり
三つの答えを選びぬいて
足掻くことない足場で

荊の祠にたどり着くのかな?
そ ん な に

残酷でいいのか
冷酷でいいのか

神様は大地を広げ楽しいゲームを始めていたんだ

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