テニスの王子様
□風邪シリーズ4
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天才と〜呼ばれる〜ゆ〜えん〜♪
耳もとの携帯が鳴る
この着うたは忍足くん
「ピッ…はい「大丈夫なんか?!」…」
こちらの返事も聞かないで話す忍足くん。
きっとあわててるのね
「大丈夫だよ。1日休めば」
「ほんまか?じゃ、これから向かうは!!」
「えっちょっ…ピッ……ツーツーツー」
切れた電話の音とともになり響く玄関チャイム
もしやと思えば
「来たで!!大丈夫かいな」
額に汗をうかべ、息切れさえおこしている
「(速っ…)忍足くん学校は?」
「んなもん休んだは!!俺の姫さん居ない学校なんて、行っても寂しいだけや」
長い前髪をよけ、お互いの額をくっつけあう
「汗ついた…」
「うっさいわ!!ι…まだ熱あるんやな」
私の様子をジロジロみつめる忍足くんは、
ニヤッ
と薄笑いをした