ONEPIECE完全夢部屋

□第二話 [接触]
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くいなは今にも泣き出しそうに言った。

くいな「私・・・こう言う時ホント無力だ・・・」
ナミ「落ち着いて、くいなちゃん。」
ルフィ「そうだ、お前にだって出来る事はあるぞ。」
くいな「え・・・」

ナミの慰めを助長するかように・・・ルフィは二カッと笑いながらこう言った。

ルフィ「俺達に助けを求めたろ?」
サンジ「廃墟の場所なら、通りかかるたびにウソップとチョッパーが怯えていたから場所は熟知してる。行くか、キャプテン?」
ルフィ「オウ!」
ウソップ「いよぉーし!ゆけ!」
サンジ「お前もだアホ!あ、悪いけどくいなちゃん。」
くいな「え?」
サンジ「クソジジィんとこ行って、救出活動で帰り遅くなるって伝えといてくれる?」
くいな「あ、はい!」

実はサンジは海上レストラン『バラティエ』のオーナー・ゼフの養子なのだ。
くいなが了承したのを確認すると、外へ駆けだしたルフィ達。

ナミ「優しいのねサンジ君。」
サンジ「えっ?」
ナミ「今のって、くいなちゃんを戦闘に巻き込まない為でしょ?」
サンジ「ち、違いますよ!ジジィは理由を話さないと帰りが遅い時、義足からの蹴りが飛んでくるから!」
ナミ『子電伝虫持ってるくせに・・・』「そう言う事にしといてあげるわ。」

そんな会話をしつつも廃墟へ向かう。
だが、傘をさした少女がそれに気付き、後を着いてくる事に気付かなかった・・・
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