電王部屋

□コールド・パニック
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一方その頃、デンライナーでは・・・イマジンの存在に気づいたモモタロスが起き上がった。
驚くナオミとリュウタロス。

リュウ「ちょっ!お父さん!?どうしたの!?」
モモ「イマジンだ!」

走り出そうとしたが、熱のせいでよろけるモモタロス。
慌ててリュウタロスが抱きついて止めた。

リュウ「ダメ!行っちゃ!熱が上がるでしょ!」
モモ「んな事言ってる場合かよ!俺を風邪引かせやがったイマジンかもしれねぇんだぞ!」
リュウ「だったらなおさら行っちゃダメー!余計に熱上がっちゃうでしょ!」
ナオミ「リュウちゃんの言うとおりです!」

そう言うとナオミは以前侑斗にした注射をモモタロスの額に突き刺した。

モモ「ぐわっ!」

バタリと倒れるモモタロス。
そのモモタロスをリュウタロスとナオミが二人でベットに運んだ。
そしてリュウタロスがナオミに言う。

リュウ「ナイスだよナオミちゃん!」
ナオミ「どうも。」
リュウ「それより、カメちゃんとクマちゃん、大丈夫かなぁ・・・」

窓から見えるターミナルを見て、そうつぶやいたリュウタロスであった。
その頃、ウラタロスとキンタロスは・・・全然大丈夫じゃなかった。
風邪をひくと言う攻撃を食らってしまったのだ。
それでも立ち上がり闘おうとするが、健康なイマジンと病で弱っているイマジンでは、決定的に不利な訳で。

キン「ぐあっ!」
ウラ「うわっ!」

攻撃を食らい、倒れる。
ウラタロスとキンタロスは立ち上がろうとしたが、そのまま崩れ落ちた。

ウラ「ダメだ・・・体が熱い・・・」
キン「目眩して来たわ・・・」

そのイマジンは武器を振り上げたが、次の瞬間ゼロフォームの攻撃が直撃し、吹っ飛ぶ。
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