ONEPIECE部屋

□二人の剣士
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実は・・・ルフィ海賊団の船は・・・とっくにあの海軍に知られていたのです・・・

海兵1「大佐ー!」
大佐「ん?」

大佐と海兵の一人に呼ばれたゾロ似の男は、その海兵の方を見た。

大佐「どーした?」
海兵1「か、海賊の船を発見しました!」

それを聞いたその他の海兵が、慌てて場所を把握しようとする。
だが、ゾロ似の男は冷静に言った。

大佐「どっちだ?」
海兵1「あちらです!」

望遠鏡を差し出し、海賊団の船を指差す海兵。
ゾロ似の男は望遠鏡を覗き込み、船のジェリー・ロジャーを確認した。

大佐「麦わらに・・・ドクロのマーク・・・」
海兵2「間違いない!麦わら海賊団だ!」

海兵の一人がそう叫ぶ。
すると、望遠鏡を覗くのをやめたゾロ似の男の返答がとんでもない物だった!

大佐「じゃあ別に攻撃する必要ねぇな。放っとけ。」
海兵全員「「「「はぁ!?」」」」

ゾロ似の男の発言に驚く海兵達。
海兵達が次々に言った。

海兵1「何言ってんですかツルギ大佐!」
海兵2「相手は一億の首ですよ!今の内にしょっぴかないと!」
海兵3「それにあの船には、ツルギ大佐に似てる、六千万のロロノア・ゾロも乗ってるんですよ!」

どうやら、ゾロ似の男の名はツルギと言うらしい・・・
ツルギは冷静に言った。

ツルギ「で?」
海兵全員「「「「はい?」」」」
ツルギ「俺にその『俺のソックリさん』を倒してほしいと?」
海兵全員「「「「あっ!」」」」

そう、いくら海軍でも、自分に似た奴と戦うのは非常に難しい。
超緊急事態だとしてもありえないのだ。

海兵全員「「「「す、すみませんでした!」」」」
ツルギ「いや、別に良い。行くぞ。」
海兵全員「「「「は、はい!」」」」

次の瞬間、海兵達はルフィ海賊団の船に見向きもせず、島に向かった。
だが、ツルギがルフィ達を見逃す訳がもう一つあった。

ツルギ『いくら俺でも、親友と同じ顔の奴を倒すのはかなり難しいしな。』

どうやら、ツルギの親友に似た奴も、ルフィ海賊団の船に乗っているようだった。

〜その後サンジが海軍を見つけたので、サンジは気づかれてないと思い込んだようです・・・〜
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