ONEPIECE部屋

□二人の剣士
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しばらくサンジはカケルの後姿を見ていたが、ルフィ探しを再開した。
すると、しばらくしてルフィとロビンにバッタリ会う事が出来た。

ロビン「あら?船長さん、コックさんよ。」
ルフィ「あ、ホントだ!」
サンジ「あ!ロビンちゅわん!」

ルフィをストレートに無視したサンジ。

ロビン「コックさん、貴方船番していなかった?」
サンジ「どうしても伝えたい事がありまして!長っ鼻とチョッパーと一緒に探してました!」
ロビン「何を?」
サンジ「海軍の船がココに来ているんです!」
ルフィ「なんだって!」

ロビンとサンジの会話にルフィが割って入る。

ルフィ「大変だ!今すぐメシ買わねーと!」
サンジ「おい。」
ロビン「コックさん、船の中の食材はどれくらいあるの?」
サンジ「あ、ほとんどゼロです!」
ルフィ「なにぃー!」
サンジ「・・・言って置くが、ほとんど夜中につまみ食いするお前等のせいだからな。」

ルフィが言葉を続ける前に釘をさすサンジ。
ルフィは言葉が続かなくなってしまった。

サンジ「ったく。あ!そういやメシといえば・・・」
ロビン「どうしたの?」
サンジ「あ、はい。さっき、ルフィにソックリな人を見かけたんです。」
ロビン・ルフィ「「え?」」

ルフィは興味心身で、サンジの話を聞き入った。

サンジ「赤いジャケットに青いズボンはいてて、違う所と言ったら眼の下の傷が逆だったのと、麦藁帽子をかぶってなかった所だったんですけど・・・」
ルフィ「へぇ!見てみてぇ!」
ロビン「・・・ねえ船長さん。さっきの剣士さんに良く似た男の人・・・」
ルフィ「ん?あー、そういやぁ人探ししてるっつってたな。」
ロビン「ええ。確か、赤いジャケットに青いズボンをはいていると言っていたでしょう?」
ルフィ「そういやそうだったな!じゃあ伝えに行くぞ!」
サンジ「?何の話です?」
ロビン「ああ、実は・・・」

ロビンは先程会ったゾロ似の男の話をした。

サンジ「え・・・」
ロビン「どうかした?コックさん。」
サンジ「ロビンちゃん!その男に何かされませんでしたか!?」
ロビン「別に何も。」
サンジ「そ、そうですか・・・」
ルフィ「ん?どうかしたのか?」

いきなり慌てだしたサンジに疑問を感じたルフィは質問した。
すると大声でサンジは言った。

サンジ「どうしたもこうしたも!ソイツが海軍の船に乗ってたんだよ!」
ルフィ「何ぃ!?」
サンジ「ソイツ、マリモの黒髪バージョンだったんでしょ!?」
ロビン「え、ええ・・・」
ルフィ「でもよ、ソイツが海軍なら・・・」
サンジ「なんで、一億ベリーの賞金首であるルフィと、7千九百万ベリーの賞金首であるロビンちゃんを放置したんだ・・・?」
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