ONEPIECE完全夢部屋
□第六話[真打]
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そしてある通路に差し掛かったが・・・
どんっ!
フランキー「おわっ!」
男「つっ!」
こちらに向かってきた人物とぶつかって倒れこんだ。
またゾンビかと身構えたが・・・攻撃態勢になったのは相手も同じだった。
エース「あれ?ロー!」
ロー「!なんだ火拳屋か。」
警戒を解き、ぶつかった拍子で落ちた帽子を拾い上げかぶり直す。
ルフィ「エース、知り合いか?」
エース「あぁ。俺のクラスメイトのトラファルガー・ロー。」
ロー「ん?」
ふと、ルフィが麦わら帽子をかぶっている事に気づく。
ロー「・・・麦わら屋・・・」
ルフィ「え?」
ロー「あぁいや、ちょっと知り合いがな。」
ルフィ「?」
エース「所でロー、お前なんでこんな所(スリラーバーグ)に?」
ロー「決まってるだろ。影を取り返しにだ。」
ペローナ「?影?」
下を見つつローの周りを回るペローナ。
ペローナ「けどお前の影、薄くなってなんかないぞ?」
ロー「俺のじゃない。ベポのだ。」
エース「ベポって・・・あぁ、あの白熊?お前この間『インフルエンザ』って言ってなかったっけ?」
ロー「アレは建前。春にインフルエンザはないだろ。」
チョッパー「インフルエンザは主に冬に発症するんだよ?」
エース「へー・・・」
チョッパー「インフルエンザってのは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気で、普通の風邪よりも急激に発症し、症状が重いのが特徴なんだ。毎年11月〜4月に流行が見られて、感染すると1〜5日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れて・・・」
ロー「オイそこのトナカイ屋その辺で止めとけ、話が脱線しかけてる。」
二人の会話に横やりを入れ、そのままインフルエンザの説明を始めたチョッパーに突っ込むロー。