完全パラレル電王部屋

□第二章・・・驚くべき事実
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あらすじ・・・消えたはずのモモタロスが、人間として、しかも良太郎の弟として復活した!?だが、モモタロスはイマジンとしての記憶がない!?

良太郎「嘘でしょモモタロス!思い出してよ!」
剣太郎「だーかーらー!俺はモモタロスなんかじゃねぇって!なんだよそのネーミングセンスのねぇ名前はよ!」

良太郎は昨日からそう言いながら剣太郎の後を付けまくった。

良太郎「お願い!思い出して!」
剣太郎「おい兄貴・・・いい加減にしろよ!誰と間違えてるか知らねぇけどな!俺は剣太郎で、モモタロスなんて奴知りもしねぇんだよ!」
良太郎「でも!」

すると展望台から嫌な声が。

カイ「無駄だと思うよー。」
良太郎「!カイ!なんで・・・」
カイ「何でって?お前のお陰だよ野上良太郎。」
良太郎「え?」
カイ「お前が人間として、モモタロス達を復活させたから、俺はここにいられる。」
良太郎「ぼく・・・が?」
剣太郎「おい兄貴、アイツ知り合いか?」
良太郎「!覚えてないの!彼は!」
カイ「無駄だって。モモタロス達はこの時代の人間になると引き換えに、イマジンとしての記憶を失ったんだ。」
良太郎「そんな・・・」
カイ「ま、モモタロス達を復活させたお前のお陰で、またこの世界にイマジンを引き込められる事には感謝してる。野上良太郎、お前が出来る事と言えば、何だろうな?」

良太郎は言葉を失いかけたが、ある事に気づいた。

良太郎「またって!イマジンは全部消えて・・・」
カイ「消えてないよ。未来は無数にあるんだぜ?なのにイマジンのいる未来が一つだけなんて事、ありえないだろ。」

その言葉で良太郎は完全に言葉を失った。
カイが指を鳴らすと、同時にイマジンが現れる。
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