完全パラレル電王部屋

□第六章・・・忘れられていた者
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あらすじ・・・剣太郎が鷹山家の車にはねられた事により、ジークと再会した上に記憶の覚醒に成功した良太郎。だが、ハナの存在を剣太郎が思い出して・・・

亀太郎が焦り気味で剣太郎に聞いた。

亀太郎「ウソ!あのハナさんが!?」
剣太郎「間違いねぇよ!人間としての記憶じゃあ、俺ずっと同じクラスだった!」
竜太郎「でもハナちゃんって、お姉ちゃんの子供じゃあ・・・」
剣太郎「俺もそれが変だなって思ってんだけどよ、苗字が野上でも桜井でもなかったし・・・俺達の知ってるハナは別人になってんのかもな。」
熊太郎「子供か?」
剣太郎「いや、最初からデンライナーに乗ってたほう。」

困惑気味の剣太郎達。すると良太郎が切り出した。

良太郎「ハナさんに会う事って出来る?モモタロス?」
剣太郎「あ?ああ・・・確かあいつ、公園で猫に餌やんのを日課にしてたような・・・」
竜太郎「猫!?行きたい行きたい!」
亀太郎「じゃあ皆で公園に行こうか。」

皆外へ向かうが、良太郎が輝樹に言った。

良太郎「あ、ジークはモモタロスをミルクディッパーへ送ってくれないかな?」
剣太郎「なっ!何でだよ!」
良太郎「モモタロス、君は車にはねられたんだよ。今はタフなイマジンじゃなくて人間なんだから、ミルクディッパーで休養してて!」
剣太郎「う・・・」
良太郎「解った!?」

剣太郎の体の為にキツメに言った良太郎。

剣太郎「わ・・・解ったよ・・・」
輝樹「じゃあ私はコヤツを送り届けたら、そちらに向かわせていただく。」
良太郎「解った。お願いね。」
剣太郎「あ!お前ら!」

剣太郎は思い出したかのように輝樹を指さして言った。

剣太郎「コイツ、ジークじゃなくて輝樹な。鷹山輝樹。」
亀太郎「・・・名前のまんまだね、高貴な感じ。」
侑汰「カメタロス!それにはあまり触れない方が・・・」
亀太郎「亀太郎だよ・・・一文字違いになったなぁ・・・」

とりあえず良太郎達は公園に向かい、輝樹と剣太郎はミルクディッパーへ向かった。
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