Delicious & Danger

□ミツキの兄弟登場!悪魔と小悪魔?
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ミツキはいつもの通り「Flavor」の食器を片づけている。
ちなみに興奮状態だったトリコ達はなんとかなだめ、閉店時間だからと帰ってもらった。
まぁ・・・持ち帰り料金の安さに思いっきり突っ込まれたのだが。

マッチ「ミツキ!こっちの掃除は終わったぞ。」
ミツキ「あ、ありがとうございます。すみません、手伝わせちゃって。」
マッチ「気にすんな。世話になってんだからこれくらいはな。」
ミツキ「そうですか。」

マッチやシンと共にミツキは住居スペースに戻る。
テレビをつけると、いつものニュースキャスターが報道していた。

ティナ「・・・だそうです。それでは、次はゼブ・・・」

ピッ。
リモコンを持ちチャンネルを変えるミツキ。

マッチ「?」
ミツキ「マッチさん、夕飯持ってきてもらえます?」
マッチ「あ、あぁ・・・?」

さりげなくチャンネルを変えたミツキを不思議に思いつつも、シンと共に夕飯を取りに行く。

ミツキ「はぁ・・・」

チャンネルをテーブルに戻していると、突如電話が響く。

ミツキ「?」
マッチ「ん?」

キッチンから食器を持って出てきたマッチと、ミツキが受話器を取ったのはほぼ同時だった。

ミツキ「もしもし・・・」
マッチ『電話か・・・』

邪魔にならないようにテーブルを片づけ食べやすいように整え、食器を並べる。

ミツキ「何か用なの?兄さん?」
マッチ『兄さんって・・・ココが言ってた・・・』
ミツキ「食材調達の手伝いね・・・で、何を採るの?」

ふと内容が気になり、ミツキを見る。
顔は見えなかったが・・・声は少し張りつめた感じではあった。

ミツキ「え?果実?」


















誰かが言った。
凄い能力を持つ三人兄弟がいると・・・
その末っ子はある遺産を受け継いでいると・・・
世はグルメ時代、未知なる味を求め探求する時代・・・
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