NARUTO部屋

□一体どうしてこうなった!?木の葉の里、正月パニック!!
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ナルト「カッカシ先生ー!早く起きろってばよー!」

そう言ってカカシの家のドアを叩く着物姿のナルト。
カカシが眠そうにドアを開けた。

ナルト「カカシ先生!あけましておめでとうだってばよ!」
カカシ「はい、あけましておめでとう・・・ってあれ?なんで着物なの?」
ナルト「イルカ先生のお古だってばよ!オレにくれたんだー!」
カカシ「へぇ・・・でも、挨拶ならわざわざ元旦に来なくてもいいのに。」
ナルト「そうゆう訳にはいかないんだってばよ!今日は木の葉神社に初詣!七班は全員出席だってカカシ先生が言ったんだってば!」
カカシ「あー、そう言えば昨日、火影様が決めてたな・・・よし、じゃあいつもの演習場所に集合。ナルト、サクラとサイを呼んで来て。オレはサスケと準備してから行くから。」
ナルト「分かったってばよ!」

そう言うとナルトは駆けて行った。

カカシ「さてと、ちょっと急がないとな。」

カカシはそう言うとドアを閉め、サスケがいる部屋へ向かった。
何故サスケがカカシの家にいるのかというと、ナルト達が大蛇丸から奪還し、サスケの家が空くまでカカシの家に居候させているからだ。
数分後・・・集合場所で・・・

ナルト「わー・・・サクラちゃん綺麗だってばよー・・・」
サイ「ええ、ステキです。」
サクラ「あ、ありがとう。」

ピンクの着物を身に纏ったサクラを褒めるナルトとサイ。
ナルトは濃い緑の着物、サイは紺色の着物を着こなしている。

ナルト「ホント、馬子にも衣装って感じだってばよ。」
サクラ「せいりゃあっ!!」

ナルトをぶん殴るサクラ。

ナルト「グオッ!」
サイ「全く、バカですねキミは。」

サイが呆れたように言う。
するとサクラが思い出したかのように言った。

サクラ「ところで、サスケ君とカカシ先生、まだ来ないの?」
ナルト「カカシ先生のことだから、どーせまた三時間くらい待たされるんだってばよ。」

だが・・・ナルトがそう言って数分後・・・

カカシ「やー諸君、待たせたな。」

カカシとサスケがこっちに向かってきた。
逆に驚いたのがナルト達だった。

ナルト「か、カカシ先生が早く来たってばよぉ!」
カカシ「・・・来ちゃダメなの?」
ナルト「いや、むしろありがたいってば・・・」
サクラ「せ、先生!今日は早いですね。」
カカシ「まーね。今日はお祝いの日だから、長い時間待たせてたら失礼でしょ?」
サイ「でも先生、少し遅いようでしたが、何をなさっていたんですか?」

ナルト、サクラの後にサイが質問する。

カカシ「ん?ちょっとサスケに合う着物を探してたんだよ。」
サクラ「サスケ君かっこいー!」

漆黒の着物を身に纏っているサスケを見て嬉しそうに言うサクラ。
ちなみにカカシは普段の上忍スタイルだ。

サスケ「カカシのお古だ。」
ナルト「へーっ・・・カカシ先生、こんなの着てたんだってば・・・」
カカシ「昔はね。ナルトくらいの歳の頃、それを着てよくお祭りとか行ったもんだよ。」
サイ「ところで、早く行かないと、込むんじゃありませんか?」

サイの提案に同意するナルト達。

ナルト「そうだな!じゃあ、レッツゴーだってばよ!」
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