書庫壱号室

□『遊戯』
4ページ/9ページ


「我愛羅…」

「…なんだ?」

「俺は、お前が好きだ。」

「!」

「お前は?」

「…今更聞くのか?」

「じゃ、これからする事、怒らねえな?」

「…何を…あ!」


我愛羅が言葉を言い切る前に、唇を塞いだ。





ん、はぁ… くちゅ、

我愛羅…

我愛羅、我愛羅、

愛おしい。

俺は夢中で我愛羅に貪りついた。

やがて、我愛羅の白い肌が、あらわになった。

その白色に、紅い花を散らす。

俺のありったけの気持ちを、我愛羅に刻んだ。




*
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ