光の女神伝説
□Turnー8
5ページ/7ページ
〜ペガサス城・地下牢〜
ペガサスの左目が輝き、対峙していた海馬は目を覆った。
「!!…」
光がおさまり、じゃらり、と音がした…ふとモクバに目をやると、うつぶせに倒れこんでいた。
「モクバ…!?」
「フフフ…」
ペガサスは1枚のカードを海馬へと見せた。
「それは…貴様一体何をした!」
「ちょっとした手品ですよ」
「言え!!モクバに何を…!」
「これは魂の封印カードデース、モクバボーイの魂はしばらくお預かりしておきマース」
「なんだと…!?」
「モクバボーイを返して欲しければ、デュエルに勝つ事デース」
「…いいだろう、今ここで受けてやる!」
「…いきなりわたしと戦うなんて虫がよすぎマース、まず遊戯ボーイと戦ってもらいましょう…わたしと戦うのは遊戯ボーイを倒してからデース」
「……」
一方遊戯達は迷宮を抜け、地上へと出た…城を目指し、一気に駆け抜ける。
これから立ちふさがる者など、予想もいては、いない。
「…あの人が、海馬瀬人…?」
ペガサスに促され、ひかるは城の中から闇遊戯と海馬のデュエルを眺めていた。
「客って…彼?」
「イエス、どうやらモクバボーイの為に乗り込んで来たようデース」
「……」
†