光の女神伝説

□Turn-3
2ページ/5ページ

「はぁ〜なんだか疲れたな」

 家へと着いたひかるは自室へ向かいベットへ倒れ込む。

「まさか力を使う事になるなんて…でも、邪魔はさせない」

 寝返りをうち天井を仰ぐ。

「……必ず、護る、今度こそ」


















「………ん〜…!あ、やばっ…寝ちゃったんだ」

 日が落ち、暗くなった室内でひかるは慌てて身を起こす。

 私服へ着替えカーテンを閉めるとパタパタとリビングへと駆けていく。
 テーブルに置いたチラシなどをざっと確認し持ち上げた。

パサッ…

「ん?手紙…?」

 チラシの束から落ちたであろう手紙を拾い上げた。

「…これは」

 手紙を開封し中を読む。

『神風 ひかる
あなたを我が王国へご招待致します。
同封のカードをお持ちになって是非おいで下さい。

千年眼の所持者より』

「!!これは……千年眼の所持者って…どうして、わたしを知っているの?」

 ひかるは封筒の中を見て入っていたカードを取り出す。

「…"王国への招待状"、一週間後童実野埠頭へ…か、それに"乗船許可書"…」

(なんのつもりで…でも、行くしかない…ファラオの記憶のピースを持つのならば…)








次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ