光の女神伝説
□Turnー16
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モクバと二人きりになり、海馬は口を開いた。
「モクバ、神風が最後に使ったカード…解析出来るか?」
「!やってみるぜ、KCの衛星の記録を使えば…」
「頼んだぞ…(王の守護神…三幻神を超えるあの力…凄まじい力…あのカードがあれば遊戯を…そしてマリクのラーの翼神竜を……だが、気になる…一瞬奴が別人に見えた…神風 ひかる…何者なのだ…?)」
『神官と対峙する若き王…その王を守護する光の力…光をまといし少女の伝説…』
「…イシズの言っていた…伝説の少女…それが神風…?……ふん、くだらん…非ィ科学的だ」
*****
「…ふぅ」
《大丈夫なの?》
「ん…多分…それよりさ…」
《ん?》
「最後に引いたあのカード…」
《うん》
「デュエルが終わった途端に白紙になっちゃったんだけど…どうおもう?」
《え…どうって…》
「なんか…ドローした後の事…よく覚えてないんだよね…」
《え…普通に効果発動して、マリクを倒してたけど…》
「そっか…」
《ひかる…》
「!平気よっ…ちょっとだけ気になったの…もう平気だから、次行こう?」
《平気なら…いいけど》
歩き出すひかるを心配そうに見つめながら、シャインも後へついていった。
"神が目覚めた…三幻神を超える、光が…王の記憶の封印が解かれる日は近い…"
END
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⇒後書き