ヒノエ:ふふーん。オレの名前を知りたいのかい?
教えてあげてもいいけど、高くつくよ?
譲:いいから早くしろよ!
ヒノエ:仕方ないねぇ。ヒノエって呼んでくれて良いよ。
譲:俺は有川譲です。
ヒノエ:17歳だね。
譲:俺は、16歳ですよ。
ヒノエ:ふふふv男だよ。確かめてみるかい?
譲:馬鹿!変な事は言わなくて良いよ。
…俺も男です。
ヒノエ:うーん。自信家…かな?それに伴う実力は持ってるつもりだけどね。
譲:ああ、お前はそうだろうな。
ヒノエ:へぇ、嬉しいね。実力があるって認めてくれるのかい?
譲:そっちじゃないよ!自信家って方だ!
ヒノエ:へいへい。じゃあさ、そういうあんたはどうなんだい?
譲:俺はっ!……ネガティブってよく言われるけど……
ヒノエ:ん?ねがちぇ…なんだいそれ?
譲:ああ、そっか。後ろ向きって意味…かな?
譲:お前は、たらしだよな(笑)
ヒノエ:……あんたねぇ…。
譲:ほんとのことだろ?
ヒノエ:オレはあんた一筋だって言ってるだろう?(ちゅ)
譲:おまっ!何すんだよ!!
ヒノエ:ん?口付けv
譲:口付けって…もういいよ。早く質問に答えろよ!
ヒノエ:ん。…譲の性格ねぇ……頑固。
一度決めたら曲げない強さを持っているね。
譲:ええと…夏の熊野。新熊野権現だったよな?
ヒノエ:ああ、あんたから見ればね。間違いないよv
譲:お前……何、訳の分からない事言ってんだ?
ヒノエ:ふふv内緒vv
譲:??
譲:あまり良い印象はなかったですね…。なんだこいつ?って。
ちゃらちゃらしてて、節操無しで……掴み所はないし。
春日先輩の事も、朔の事もいきなり口説き始めるし!
……ってなんか段々ムカついてきた!
ヒノエ:おいおい……それはちょっと酷すぎないかい?
譲:だって!お前が悪いんだろう?なんで俺の事を好きって言いながら
先輩達を口説くのを未だにやめないんだよ!?
ヒノエ:あんた……妬いてるのか?ふふv可愛いねぇ(ちゅ)
愛してるのはあんただけだって、ずっと言ってるだろう?
譲:そんなの、信じられるかよ!
ヒノエ:はいはい。オレが悪かったから機嫌を直せって。な?
愛してるよ、オレの姫君v(ちゅ)
譲:!!(真っ赤)
ヒノエ:あれ?これってオレは答えなくていいのかい?
あっ、そ。やっぱ答えるのね?で、質問は…第一印象だったね?
いや、オレもあんまり良い印象はなかったんだよねぇ……。
お人よしで、人の世話ばっかり焼いてるから、面倒な奴ってね。
まあ、お互い最悪の所から始めてるんだ。後は上がっていく
しかないからねぇ。こういうのも良いんじゃないの?な、譲?
譲:ああ、そうだよな。お前の印象もこれ以上は下がる事がないくらい
悪いから、その点は安心だよな(笑顔)
ヒノエ:……まぜっかえすなよ。(苦笑い)
ヒノエ:全部vあんたは?さ、早く聞かせてくれないかい?
譲:これ、答えなきゃだめですか?…こいつ調子に乗るから
あまり言いたくないんですけど…。
ヒノエ:へぇ。オレを調子に乗せるくらい良いことを言ってくれる訳だ?
ふふvそれは是非、聞かせてもらいたいねぇ。
譲:すいません、この質問は飛ばしてください。
ヒノエ:……まあ、いいけどね。(ふてくされ)
ヒノエ:んー。基本はないんじゃないのかな?喧嘩をすれば嫌な所も見える
けど、後になれば結局そんな所も可愛いと思っちゃうからね。
譲:俺は節操のないところが嫌いですね。
ヒノエ:…あんたさ、さっきからまぜっかえしすぎ…。
さすがのオレでもいい加減泣くよ?いいのかい?
譲:……悪かったよ。
ヒノエ:言葉だけかい?
譲:じゃあ…どうすれば良いんだよ?
ヒノエ:オレの機嫌の直し方は、あんたが一番知ってるだろう?
譲:…仕方のない奴だなぁ(ちゅ)
ヒノエ:はい、よくできましたv(ちゅ)
ヒノエ:いいんじゃない?な、譲?
譲:ああ、他を知らないからなんとも言えないけど…
悪くはないんじゃないか?
ヒノエ:譲。
譲:ヒノエって呼んでますね。
ヒノエ:今のままでいいんじゃない?特に希望はないよ。
譲:そうだな。このままで、いいよな。
譲:ヒノエは鷹かな?どうしてって聞かれると困るけど…
気高くて、自由。そんな感じだからかな。
ヒノエ:譲は、猫だね。
懐いたかと思うと爪を立てる。
ま、そんな所が最高に可愛いんだけどさ。
14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる? |
ヒノエ:ん?ぷれぜんとってなんだい?
譲:ああ、贈り物って意味だよ。
ヒノエ:なるほどねぇ。それならオレはあんたの望むものなら
なんでもあげるよvあんたの望むものは全てあんたのもんだ。
譲:そんなすごいものは要らないよ(真っ赤)
俺は……ヒノエが安らげる空間……かな?
どうせヒノエは、物をあげても喜ばないから。
譲:欲しいものは特にないなぁ…
ヒノエ:残念だねぇ。あんたが望むなら空に浮かぶ星だって
取ってきてやるのに。
譲:だからっ!そんなにすごいものは要らないっていってるだろ!
それよりお前は、何か欲しいものないのか?
ヒノエ:じゃあ、あんた。
譲:なっ、何言ってんだよ!
ヒノエ:それしかないんだから、しょうがないだろ?
譲:何、がっ!
ヒノエ:形にこめてくれてもいいけど、俺が欲しいのは
あんたの心だけだぜ?玉も、豪華な食事もいいけど、
あんたがいるのが何よりだ。
譲:……ばか…。
ヒノエ:これも特にはないんじゃない?
しいていうならオレだけを見てくれていないことかな?
譲:それは!お前だって同じじゃないか!!
……この話はやめよう。またまぜっかえしそうだ…。
ヒノエ:……賛成。
ヒノエ:癖…ねぇ。…自分じゃ気付かないもんじゃないのかねぇ?
譲:そう…だよな。うん、案外自分じゃ気付かないもんだよ。
譲:ヒノエは、よく髪を触るよな。
ヒノエ:ああ、そう言われてみるとそうかもね。
譲:うん。照れると髪をかき上げるんだよな。
ヒノエ:あんたはこうすると(ちゅ)真っ赤になるv
譲:…!!それは癖じゃないだろうっ!(真っ赤)
19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは? |
ヒノエ:どこででも、オレを煽ってくるところだね。
譲:俺がいつ煽ったんだよっ?
ヒノエ:いつもだよ?ほんとに…自覚も無いから困るんだよねぇ。
ま、そういうところも可愛いけどね。
譲:お前はその、可愛いって言うのをやめてくれ…
20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何? |
ヒノエ:譲はいっつも怒ってるもんなv
譲:お前が俺をからかうのが悪いんだろっ!
ヒノエ:ふふふ(含み笑い)
譲:………(無言で足蹴)
譲:あっちの世界にいる時に、熊野で船に乗せてもらったな。
ヒノエ:へぇー。あれをでぇとって認める訳だ?
譲:!…仕方ないだろっ!!(真っ赤)
ヒノエ:ふふーん。ま、あれだけの事をしちゃぁ、逢瀬と認めない訳には
いかないだろうけどね。あんたが認めるとはちょっと意外だね。
譲:馬鹿っ!余計な事を言うなよ!
ヒノエ:うーん。どうだろうね?悪くはなかったんじゃないかな?
まあ、逢瀬の雰囲気っていう感じではなかったけどね。
譲:…俺がちょっと落ち込んでて、それで連れ出してくれたんです。
だから…その………。
譲:………。(真っ赤)
ヒノエ:あんた…その可愛い癖、ほんとにやめた方がいい。
ヒノエ:江ノ島によく行くね。な、譲?
譲:ああ、近いし…な。