景時:俺は、梶原景時。
譲:俺は、有川譲です。
景時:27歳だよ。
譲:16歳です。
景時:俺は男だよ。ちゃんとそう見えるよね〜?
譲:俺も男です。
景時:うーん、なんだろうね〜?改めて聞かれると困っちゃうよ〜。
そうだな……何をやっても中途半端だし、飽きっぽいのかな?
譲:俺は短気だと思います。
景時:譲君は優しくて、面倒見が良くて、思いやりがあるでしょ…
それから…強くて、料理がうまくて、物知りで…とにかく
かっこいいんだよ〜。
譲:か、景時さんっ!それ、半分以上が性格じゃないです!
景時:えぇ?そうだった?ごめんごめん。でも全部本当だからいいよねv
譲:………。(真っ赤)
景時:あれ…譲君?顔が真っ赤だけど…大丈夫?
具合が悪かったら、無理しないでちゃんと俺に言ってね?
譲:…大丈夫ですよ、ありがとうございます。
景時:嫌だなぁ〜、お礼なんていいんだよー。
大切な譲君の心配をするのは当たり前でしょv
譲:……景時さんは、こういう人です。
景時:えっ?俺がどうかしたの?
譲:いいえ、あなたが人を思いやれる優しい人だって言っていたんです。
景時:宇治上神社の近くだったね。
九郎達と一緒に来てくれたんだよね〜。
譲:はい。俺と春日先輩が景時さん達の世界に行ってすぐでした。
譲:実はあまり覚えてないんですよね…。
色々と混乱していて…ただ、優しそうな人だなって…。
景時:俺はねぇ、ちょっと怖い子だなって思っちゃったんだよね〜。
譲君、望ちゃんを守ろうと必死で、周りを警戒してたからさ。
景時:もちろん全部だよ〜v譲君は全てかっこよくて、可愛いからさ〜v
譲:か、景時さんっ!恥ずかしいですからっ!!
景時:そう?ほんとの事なんだから、恥ずかしがる事なんてないよ〜!
譲:お、俺の、景時さんが、好きなところはっ!(話題逸らし)
…優しくて、温かくて…強いところです。
景時:譲君の嫌いなところなんてないよ〜!
こんないい子、俺には勿体無いくらいなんだからさ!
譲:俺は、あなたのそんなところが嫌いですよ?
そうやって、あなたはいつでも自分を見下すけど
本当のあなたは強くて、優しくて素晴らしい人なのに…。
景時:譲君……?
譲:俺があなたを選んだんです。
俺が選んだあなたをもっと信じてあげてくださいね…。
景時:…ありがと。そうだね、君を信じないといけないね。
景時:うん、いいと思うよ。譲君と一緒にいると落ち着くって言うか…
とにかくホッとするんだ。これって相性がいいって事でしょ?
譲:ええ、俺もそう思います。
景時:俺は、譲君って呼んでるね。
譲:景時さんって呼んでます。
景時:そんなのないよ〜!他に呼びようなんてないでしょ?
譲:ええ、俺もこのままでいいです。
譲:景時さんを動物に…?うーん…なんだろう?マナティ…かな?
景時:まなてぇ?
譲:海に住む動物ですよ、大きくて優しいんです。
俺も実際に見たことはないんですけど……。
今度、一緒に調べてみましょうか。あなたに
似てる気がすると思ったら興味が沸いてきましたから。
景時:あ…うん………。(真っ赤)
譲:………。(つられて真っ赤)
景時:ゆ、譲君は馬だよね!
譲:馬…ですか?
景時:うん、強くてしなやかで、すごく賢いんだよ〜。
あ、でも譲君だと思ったらもう乗れなくなっちゃうよね〜。
14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる? |
景時:ぷれぜんと?
譲:贈り物ってことですよ。
景時:贈り物?あぁ、それならねぇ……譲君の望む物。
俺のできる範囲でになっちゃうけど…どんな物でも
譲君が望むものなら、贈りたいと思うよ。
譲:ありがとうございます…。俺、嬉しいです。
景時:いいんだよ、譲君の喜ぶ顔が見たいんだからさ。
譲:景時さんは、工具を欲しがってましたよね?
景時:え!?いいよ〜、そんなの。
譲:良くないですよ、俺だって景時さんが本当に欲しがってる物を
あげたいって思ってるんですから。
景時:あ、うん……ありがとう…ね。
譲:俺は、景時さんがいてくれればそれだけで……。
景時:譲君…うん、俺もだよ。
景時:譲君に不満?やだなぁ、そんなのある訳ないよー!
譲:景時さんは、もう少し積極的というか、我侭にというか…
思ったことを、我慢しないで口にしてくれると嬉しいです。
景時:あはは…わかった、善処するよ。
譲:じゃあ、言って下さい。
景時:え?
譲:俺に不満なところですよ。善処してくれるんでしょう?
景時:あ、ははは〜。譲君には敵わないなぁ……。
うん、わかった。…白龍とか、他の子達の面倒ばかり見てないで
俺の事も見て欲しいな。な〜んてね…我侭だよね。
そうでなくても、譲君みたいに素敵な子を恋人にしてるのに
譲:それでいいんです。
俺はあなたの我侭がもっと聞きたいんですから
譲:難しいなぁ、特に思いつきません。
景時:俺は…諦める事が、癖みたいになってるかな。
景時:譲君は、怒る前に深呼吸するよね。
譲:ええっ?そうなんですか?
景時:うん、だから怒られる時はわかっちゃうんだよね〜。
譲:(深呼吸して)景時さんっ!そんなことは
わからなくていいから、怒られないようにしてください!
景時:うわっ!ごめんよ〜、譲く〜ん。
19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは? |
譲:嫌っていうか、困るっていうか…
外食した時に、お店で俺の料理を誉めるのをやめて下さい。
景時:え?俺、そんなことしてた?
譲:自覚、ないんですか?
景時:うーん、ごめんねぇ…。
20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何? |
譲:景時さんが、俺に怒る事はないですから。
景時:うん、譲君に怒らなきゃならないところなんてないからね!
譲:俺は、怒ってばかりで…優しくないですね……。
景時:そ、そんなことないよ〜!俺がだらしないから
怒ってくれるんでしょう?なら、俺が直さないとね。
景時:どこまで?……これ、言っちゃって良いの?
譲:かっ、景時さんっ!!
景時:でぇとってちゃんと言えるようなのは、こっちに来てからだね。
譲:ええ、あっちの世界でも二人で出掛ける事はありましたけど
そんな雰囲気ではなかったですからね。
景時:うんうんvそれで、初めては映画に行ったよね。
譲:はい。景時さんがスクリーンを見たがってたんですよね。
景時:うんvだってテレビよりも大きい画面って聞いたからさ〜。
譲:普通ですよ。俺も楽しかったし、景時さんも嬉しそうでしたから。
景時:そりゃそうだよ!見るもの全てが新鮮だしさv
譲君は傍にいるし。楽しくないわけがないよね〜♪
景時:どこまで?えと……これ、言っちゃって良いの?
譲:だからっ!景時さんっ!!
景時:でぇとすぽ?
譲:場所です、デートによく行く場所。
景時:場所ね?うーんと…買い物が多いかな?
譲:ええ、景時さんは賑やかな所が好きですよね。