短
□名前
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「"やっぱり姉さんとじゃなきゃ寝れない"の縁はどうだ!!!」
「もう、俺は知らん」
鯨波が一抜けた!!
「あっ。今日は暗器の手入れしないと」
乙和のわかりやすい演技に誰もツッコミは入れなかった。
「…私も爪の手入れを」
乙和の真似をして天上から逃げる八ッ目。
「新しい材料の調達に…」
外印は小指を摩りながら部屋を出た。
みんないなくなったのにも気付かない番神。
「な?いいだろ!カッコイイだろ!」
「えぇいいデスネ」
爽やか笑顔の後ろからどす黒いオーラが出ているのに全く気付かない鈍感、番神!!
「やっぱり俺様って天才だなっ!!」
「デスネ」
「ハッハー……ウグッ!」
しばらく、番神の鼻血は止まらなかったらしい。
end