短
□名前
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乙和瓢湖はふとしょうもない事を考えた。
「悪の復讐者団体の名前が六人の同志ってそのまんまだし、座右名はカッコイイのがいいですよね」
「座右名ってなんだ?」
反応したのは、体力があっても知能ない番神だった。
意味が理解出来ないので傍にいた外印に聞く。
「例えば…"流浪"の緋村剣心とか………"蕎麦一筋"の斎藤一とか?の事だろ」
「なら、俺様は"無敵無敗"の番神だろ!!」
「いや、"体力馬鹿"の番神だろ……」
呟く鯨波も軽くスルーして番神は高笑いする。
「では、私は"華麗成る暗器使い"の乙和ですね♪」
「いや、"自意識過剰"の乙和だろ」
「」
なかなか、きついツッコミな鯨波さん。
気を取り直して反撃に出た乙和!!
「あんたは"根暗"の鯨波でいいんじゃないですか?」
「おい!」
「なんですか?ってかなんで番神がキレてんの?」
たしかに鯨波でなくて番神がむきになる必要がない。
意味がわからない鯨波と乙和。
「根暗なのはボスだろ!間違えんなよ!!」
ア然よりも呆然。
縁に失礼過ぎるだろと誰もツッコミを入れなかったのは全員そう思っていたからだ。
「……何の話デスカ?」
本人登場。
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