裏
□耳元には愛の囁きを
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入ってくるな。
由美が落ちるだろ!
との台詞は全て、宗次郎の唇に吸われた。
いつもならすぐに抵抗するのだが、由美を抱き止めているので片手は使えない。
残る片手も宗次郎に押さえ付けられてる。
「んっ……んんっ!!」
抵抗しないのをいい事に宗次郎は舌を入れてきた。
舌を噛んでもよかったのだが、宗次郎を傷つけたくないのでやめた。
「ん……ふぅ…あっ…」
(なんて声出してんだ俺!!まるで女みてぇじゃねぇか!!)
最後に大きく舌を舐め上げられて不覚にも体が震えた。
よほど、その反応が嬉しかったらしい。
宗次郎は志々雄の上に跨がる。
「はぁ……はぁ……おい」
「なんですか?」
「ヤるんなら、ヤってもいいが。ここではヤるなよ」
「どうしてですか?いいじゃないですか」
「由美どうすんだよ」
「そのままでいいですよ。真実さんが派手に喘がなきゃいいんです。」
「…………」
もう返す言葉がない。
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