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「"もう年なんだから"の外印。」

「……言わないでくれ」


心の中ではまだまだ20代だと思っている外印にはきつい一言だった。

……そもそも心の中が20代ってのが無理。


「八ッ目さんは…"某アメコミのキャラに見えるんだよ"でいいんデハ?」

「それは言っちゃダメだろ」

「見えるモン」


何も言い返せない八ッ目。

アレに見えるのは私(管理人)だけなのか?


「"無能だから死んだ方がいいんじゃないか"の番神ってことデ

(怒ってるな)


爽やかな笑顔で、もはや座右名でもなんでもない事を言っちゃった縁。

うっすら狂経脈が見えてるし。


「……なんか、長くてカッコイイなっ!!!」

「デショ?」


頭が悪くてよかったな番神のセリフを全員飲み込んだ。


「ボスも長いのがいいだろうから、俺様が考えてやるよ!!」

「止めておけ、番神!」


乙和は珍しく番神を庇ってみる。


「死ぬ気か!!」


思わず声をあらげる外印。








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