短
□機嫌
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「強者」
「志々雄さん」
「弱者」
「僕」
「弱者は」
「死ね………ですか？」
「じゃあ、死ねよ。」
僕がいないと困るくせに。
なんて、生意気に言いやがるから方治が持って来た酒瓶丸ごと投げ付けてやる。
ヒラリとかわされて、危ないですよと笑いやがった。
ムカついたので方治の頭を引っつかみ机に叩きつけてやった。
「ぶっ」
「あーあー。方治さん可哀相ですよ。」
「うっせーな。弱者何してもいいだろうが。」
「理不尽ですよ。それ」
「………殺すぞ、糞餓鬼」
「………」
俺が刀に手をかけるとアイツも同じ事する。
ニコニコしやがって。
気味悪りぃ。
「文句なしだぜぇ？」
「はい。」
俺は刀を抜いた。
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