蛙軍曹

□ケロロとギロロでガルル兄ちゃんを祝おう!
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某月某日、ギロロの家にて…



「兄ちゃんいる〜?」
「ギロロの兄ちゃんこんちゃ〜」


久々の休暇を家で静かに過ごしていた俺だったが、突然入ってきた弟とその幼馴染みにそれを壊された





「…ギロロにケロロくんじゃないか、一体どうしたんだ?」

「うん、兄ちゃん今日誕生日だろ?だから俺たちからプレゼント」

そういえば…休暇を貰ってしまった為、気が付かなかったが、今日は俺の誕生日…まさか弟やその友達からプレゼントが貰えるとは…

……しかし…ゼロロくんはいないな…

弟から祝って貰えるのは嬉しいが、やはり…気になる相手からも……


「あ、ゼロロがいるとちょっと都合悪いから、あいつにケーキ持ってこいって命令したんだ〜ゲロリ★」


はっ……?


「そうそう、バレたら可愛く怒られるし」


そう言って青いリボンのかかった袋を私に渡す


「それはどういう意味かな?」

「ま、見てみればわかるっしょ?あ、これは体操着に着替えてるゼロロねー俺が撮ったんだゼ★」


親指をぐっと立ててるケロロ


「こっちが水泳の時の着替えにこれは熱だして涙目なやつ、あーこれプルル達に遊ばれてスカートはかされたゼロロの写真だ」


次々と写真を私に渡す二人


「ふ…二人とも…何故私にこんなものを…?」

「だって、ギロロの兄ちゃんゼロロの事好きっしょー?」

「はっ?!!!」

「だからゼロロの写真を一杯撮ってやれば喜ぶと思ってさ、なぁ?」


うんうん頷いてるケロロくん…

まさか…こんな子供たちに悟られるとは…修行が足りなさすぎるな…


「まぁつーわけで、渡すもんも渡したし〜ゼロロが来る前に退散だ〜」

「じゃ、その内ゼロロが来るから、兄ちゃん後よろしく」

「ラストはケーキ持ったゼロロがプレゼント〜★って事で、ばいびー★」


一目散に逃げて行く二人…


あまりの事にしばらく放心してしまい、二人を追う事が出来なかった


さらに遅れてやってきたゼロロくんは二人置いてかれたとわかったとたん泣きながら俺に抱き着いてきた…


嬉しいような辛いような複雑な気持ちを抱きながら、俺は控え目にゼロロくんを抱き締めた……


あぁ、何か二人に嵌められた気分だ……







E N D






あとがき


調子こいてすいませんでしたm(_ _)m
 

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