暁の玉
□第一章
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そして儀式当日。
俺は同じ村の子供達と
村の外へ出た。
すると中の一人が
「ねぇ、アスラン。今年はどこで遊ぶの?」
紫水晶の瞳を輝かせて、
栗色の髪の少年が走ってきた。
「そうだな。今年は人数も少ないし、遠くに行ってみるか、キラ?」
「だってよ!みんな行くよ」
後ろから来る子供達に叫ぶ。
そして、俺とキラが15才と
一番年上だった為、先頭に立ち
歩いていった。
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