冬空に咲く花

□第二章
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外に出ると
荷物を持ったメイリンさんを見かけた。


「メイリンさん?プラントへ帰るんですか?」

振り向いたメイリンさんは今にも泣きそうな顔で

「アスランさんはあなたしか見てないの」

と私の手を握りしめた。


「アスランさんと幸せになって」

と走り去った。

メイリンさん、私はキラ兄さんと……
アスラン兄さんは諦めないといけないのに………。


どうすれば………




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