暁の玉
□第六章
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カガリとキラは、
アスランの体から流れ出る血を止めようと
いろいろ試みるがとまる気配はなく、泣いていた。
「どなたかいらっしゃるのですか?」
神父のようだった。
「アスランが死んじゃう!助けてください」
キラが叫ぶが見えていないようで、そう神父さんは盲目だった。
「私をその子のもとへ」
「こちらです」
カガリがアスランのもとへ神父さんを連れていく。
神父さんが手を掲げると淡く光り傷口が塞がった。
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