冬空に咲く花
□第二章
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そして朝……。
「あなた昨晩の戯言はどういう事?」
「そんなっ……違う!ラウおじさんが……」
「違わないわ。キラと婚約もすませているのに夜中に別の男と……」
そこにキラがやってきた。
「もういいよ。カガリも反省してるし……」
ーーーー………
ーーー……
ーー…
ー…
その頃
「やっと分かりました。アスランさんはずっとカガリさんを見てたんですね」
「違う……」
俺はカガリを諦めないと……
「じゃあ何故私との結婚に了承してくれないの?お互いの両親が認めて、私もとても貴方が好きで………」
俺は今きっと
とてもひどい顔をしているのだろうな。
「貴方の幸せを祈ってます」
走り去るメイリンの背中を
俺はただ見つめる事しか出来なかった。
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