夢にむかって

□第1章
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13才の頃に遡る。

私は今日、
お父様の公務でコペルニクスに来ている。


「カガリは今日は留守番だ」
「はい。わかりました。」


留守番していて、
ふと付けたTVに映った
綺麗な深藍色の髪の少年に
目が釘づけになった。


このチャンネルはローカルらしく
中体連の映像だった。

走り高飛びをしているその少年は
まるで空を飛んでいるかのように綺麗だった。


その少年の名はアスラン・ザラ。
年令はなんと私と同じだった。

オーブに帰ってからも
私は雑誌を取り寄せて
追いかけ続けた。



そして15才、高校生になった……。



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