暁の玉

□第五章
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朝起きるとカガリが横で静かに寝息を立てていた。

ふと、普通の日常と錯覚する。


しばらくカガリの寝顔を見つめていると


「アスラン!カガリ!起きて〜!」


キラが大きな声で呼ぶからカガリが目を覚ます。
俺と目が合うと恥ずかしそうに
目をそらした。


「起きてるよ」


返事をすると
ドアを開けて入ってきた。


「大変なんだ。おじさんの使いが今ここを出たから、タイムリミットは早ければ夕方だよ」


そうか……
それまでに策を考えないと……。



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