暁の玉

□第八章
1ページ/52ページ

アスハ王が帰った後
今後の事を話し合うため
全員集まった。


「アスハ王の命で俺は勇者様が完治するまで警護します」


シンが挨拶した。


「ありがとう。俺はアスランだ。シンだっけ?」


シンは笑顔で


「ああ、よろしくアスラン」


と握手を交わした瞬間
シンの頭をルナマリアが叩く。


「何、ため口聞いてんのよ!」


そんなルナマリアを見て


「いいよ。敬語じゃ堅苦しいだろ。みんな仲間なんだから」


アスランがそう言うので、ルナマリアはシンに出した手を引っ込めた。



.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ