ペルソナ小説

萌えって一体なんですか?
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萌えとは。
古人曰く、
「妄想ではうまくいきすぎて初々しくないが、それを保管するのが萌えなのだ。」


誰かが言っていた。


いまいちよく分からない。

最近、陽介を見ていると
何かしらの萌えを感じてしまう自分がいる。

たとえば

「な、相棒!」
とかいってウィンクされた時。

その時点の俺の周りには
かわいい花が見えていたかもしれない。


別の萌えとして
奈々子があるが、
「私、ジュネスだーいすき!!」
という台詞を聞いて喜ぶ陽介にも萌えを感じる。

俺、病気かもしれない。

恋という病・・・・ってか。

言っててかなり恥ずかしくなるので
顔にはださない。

顔にはださないが心の中では
萌えが広がっているため
色々と苦しいものがある。

いやでも主人公だし、一応かっこいい系できてるし


はぁ、意識すると逆に行動がおかしいわけで。

かっこよくなくてもいいか・・・。
どうせこの気持ちは抑えきれないんだから。



「うんめ〜!やっぱお前の料理はマジ美味いよなー!!」
そうだろうそうだろう。
笑う陽介を見て自分も笑ってしまう。

萌え、すなわちそれは恋の始まりなのだ。


・・・・おそらく。



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