ペルソナ小説
□アイス。
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季節は夏。
甘い物が食べたくなったらこれ。
スーパー○ップ。
冷たい。甘い。
うまい。
「何してんだ?」
藤堂はアイスを食べず、カップを手で暖めているように見えた。
「こーしてると冷たくて気持ちいいんだよ・・・・。」
まぁ氷をさわってるようなものだしなぁ。
ってか溶けないか?
「いやー、これ最初マジ硬くてさー。特にあの店で買うと。」
あの店って・・・・あぁ、四六商店か。
「あの店のアイスはマジ硬い。あんまり買う人いねーのかな・・・。」
そう言いながら藤堂はずっとアイスを握り締めている。
「・・・・・・・・冷やしすぎた。」
たまに抜けている藤堂。
その手はこっちに向かってくる
ん・・・・・?ちょ、ま・・・!!
「つめたっ!!!!!」
その冷たい手は俺の手に重なって。
マジ冷たいし!
てか・・・
何だかこれじゃ付き合ってる彼氏彼女みたいで恥ずいんだけど!
「気持ちいいだろ〜冷たくて。」
こいつは狙ってやってるんだ
だって顔がにやにやしてる
周りが少し溶けて食べやすくなったアイス。
二人で分けて食べた。
「あーんしてやろうか、あーん。」
さすがにそれはちょっと・・・・。
藤堂は一日ご機嫌だった。
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コマーシャルのぱくり。
楽しい。