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□贈り物 ◎
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「子龍になんだがな。何を贈ったらいいと思う?」
素直に白状して、さらに意見を求めた。
「私は茶にしましたよ」
趙雲殿は茶がお好きですし、とさらりと言われた。
「っ!?お前もう買ったのか?」
「丞相や姜維殿ももう用意されたようです」
それから殿も、と言われなんだか自分だけ出遅れた気がした。
「よしっ!」
勢いよく立ち上がる。
「街へ行ってくる!」
こうと決めたら一直線。
あっという間に出掛けてしまった。
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